群馬県沼田市に素晴らしい滝を見ることができる噂のスポットがある。しかも観覧料も駐車料金も無料だ。
無料!
なんと良い響きであろうか。
ただより高いものは無いという言葉もあるが、無料の魅力には勝てぬのだぁ! それが人間というものよん♪
無料、イズ、グレイト!
ワンダフォー!!
ファンタスティックぅ!!!
それでは行ってみよう。
その噂のスポットとは
吹割の滝だ。
吹割(ふきわれ)の滝とは
概要
高さ7m幅30m、東洋のナイアガラとも言われる滝です。川の中ほどが割れるような感じに窪んでいて、そこに両側から水が流れ落ちていく珍しい滝です。
場所は群馬県で尾瀬の手前にある感じです。
遊歩道は夜間通行止め。例年12月中旬~3月下旬は冬季閉鎖されます。
これが案内図です。
この数字通りに回るのが一番よいと思います。時間が無い人や歩くのが嫌いな人は⑧まで行ったら右折して戻りましょう。
駐車場
駐車場は大きく分けて3種類あります。わかりづらくてトラブルになりやすいとも言われてますが近年は改善されてきているのかもしれません。
- 有料駐車場
- 商品券等交付や条件付き無料駐車場
- 無料駐車場
1の有料駐車場は500円くらいが相場で看板等に値段が書いてあります。
2は駐車料金の代わりにそのお店で使える商品券を買う。もしくは無料と書いてあるけどお店で商品を買ったらと言う条件付きの駐車場です。
3は完全な無料駐車場です。代表的な3つの場所をご紹介します。
主な無料駐車場
市営駐車場
先程の案内図だと一番左端。滝の入口から少し離れていて徒歩5分ほどの所にあります。
停められるスペースは10台ほどと少ないですが市営の無料駐車場なので安心して停められます。
滝の駅・吹割
こちらはNPO法人が運営しているお店で無料駐車場が70台分あります。24時間利用可能です。
伽羅苑
ここが一番大きくて乗用車100台、観光バスが30台ほど停められます。なんとなく一人勝ちしてそうな感じの活気あるお店です。
吹割の滝を散策してみた
滝入口まで
自分は市営駐車場にバイクを停めました。ちなみに家から4時間かかりました(^-^;
ちょうど紅葉シーズンなのですが平日のためか意外とすいていて、他の無料駐車場も空きがありました。
土日だと混雑するかもしれません。
信号を渡るとすぐに分かれ道が。ここが案内図の⑮付近になります。
左の山側遊歩道に行くといきなりキツイ山道を登ることになります。絶対右側からの方が良いです。
ここの入口が案内図にあった①の場所です。
入っていくとお土産屋さんが何件かあって、階段を下りていくと鱒飛の滝に行きます。
鱒飛の滝~般若岩
高さ15m幅6mの鱒飛の滝です。
階段を下りてくる途中では見えたのですが、残念ながら近くからだと岩が邪魔で全体が見えません。
狭い遊歩道を上流に向かって歩くとすぐに般若岩があります。真ん中の顔の形をした岩がそれです。
吹割の滝
さていよいよ吹割の滝です。
滝の近くまで行けるので幅が広く感じて迫力があります。所どころ水煙があがってる場所もあります。
こちらも岩が邪魔で下まで見えないのが惜しいです。
ナイアガラと言うよりイグアスの方が雰囲気が近いと感じるのは自分だけでしょうか。まぁ本家とは規模が月とスッポンですけどね(^-^;
まわりの紅葉もいい感じです。
価格:3,024円 |
価格:596円 |
遊歩道と安全対策
滝の周りには安全のため立ち入り禁止のロープや白線が引いてあります。
中には無視して入っている人もいますけどね。
でもその気持ちはわかります。そこまで中に入ればたぶん下の方まで見る事ができますからね。
くれぐれも落ちないようにしてください。
遊歩道がかなり狭いです。2メートル無いかもしれません。
そして驚くことに柵がないです。白線が引いてあるけどあまり意味ないような所も(-_-;)
奥の人が混雑している辺りなんて落ちたらすぐ川だから危険な雰囲気です。その場所に行ってみましょう。
落ちたら川の流れが結構速くてもっていかれそうです。もっていかれたらすぐ滝に落ちちゃいますよ。
歩きスマホとか絶対ダメですからね。撮影する時も周りに相当注意が必要です。
実際、過去に死亡例はあるそうです。
危険だからこそ注意をするし迫力も感じるってのもありますけどね。
岩で見通しが悪いのに直角に曲がってるとか罠でしょう。こんなに狭いのにいきなり死角から人がひょっこり現れたりするので怖いです。ひょっこりはん禁止です。
曲がる直前で一時停止して安全確認した方が良いです。
救命用具が備えてありますが中に何が入ってるかは不明です。ロープとかでしょうか?
開けて確かめて見たかったけど警報音とか鳴ったら嫌なので諦めました。
皆さま、とにかく気を付けてください。
浮島橋~浮島観音堂
上流の吊橋の方へ行ってみましょう。
ここが案内図の⑧の場所です。
帰りたい人は右に行くと道路に戻れます。自分は左の方へ。
浮島橋です。吊橋ですけどほとんど揺れは感じません。
浮島橋の上から見た千畳敷と右側の川の中にある岩が夫婦岩かな。吹割の滝はここからだとあまりよく見えないですね。
浮島観音堂です。
中には日光の眠り猫で知られる左甚五郎が作ったとされる如意輪観音像が安置されています。
ここからもう一つ橋を渡ると山道になります。
観瀑台~十二様
なだらかな山道をどんどん登っていくと観瀑台があります。
これが第一観瀑台からみた吹割の滝です。少し遠いですけど滝の下の方まで全体が見えます。
観瀑台は他にも第二と第三がありますが、あまり眺めはよくありません。第二に至っては存在さえ気づかずに素通りしちゃいました。
熊出没注意だそうです。万が一遭遇した場合は落ち着いてと書いてありますが、ここまで近づいたら落ち着ける人間はいないと思う(笑)
呼んだ~?
所々に熊よけの鐘があります。そんなに出るのかなぁ。
最後の方は階段や下り坂を一気に下ります。逆から周る人はこれを上るのだから疲れますよね。
十二様の所まで来て、これで一周した事になります。だいたい見ながら1時間程度で周れました。
まとめ
滝は意外と見た感想が「ふーん」くらいで終わってしまう事も多いのですが、ここは迫力もあるし他とは違った見方が出来て良かったです。
紅葉シーズンも良いですが新緑の季節なども良いかもしれません。
群馬には温泉などもたくさんあるし、こちらの方に来たなら是非足を延ばしてみてはいかがでしょうか。
なんたって無料ですから!
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